月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2020年6月号でもご覧いただけます。
今月の「心の指針」で、人生においては「攻撃」だけでなく「守り」も大切であることが示されました。個人や組織にとって、守りを固めるとは具体的にどんなことなのでしょう。幸福の科学の経理担当・福本光宏(ふくもとみつひろ)さんにヒントを聞きました。
福本 光宏(ふくもと みつひろ)
幸福の科学 常務理事(兼)経理局長
1971年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、1995年に幸福の科学に奉職。琵琶湖正心館、事務局事務部、横須賀支部、メディア文化事業局などを経て、2009年より現職。
現在、中国発・新型コロナウィルスの感染が拡大し、世界が混乱に陥っています。このような時こそ、今回のテーマである「守り」の大切さを考える必要があると思いました。
普段から手を打っておく
疫病の流行に限らず、人生には、さまざまな逆境が訪れます。そうした「踏ん張り時」「守りの勝負時」に人生を破綻させないためには、普段からの準備が必要だと思うのです。例えば、お金の面では、「美味しいものを我慢して、毎日、少しずつ貯金していく」とか、人間関係では「言葉に気を付ける」など、できることは数多くあります。これらは努力感を伴うこともありますが、大事なものを守りたいのであれば、「自分の好きにしたい」という気持ちを捨てることも必要だと思いますし、それによって、「人間の器」も大きくなると思います。
勝つための余裕づくり
私が普段、「守り」を担う経理担当者として準備していることは、「勝つための余裕づくり」です。経理面で余裕がなくなると、組織が危機にさらされることになり、経理担当者としては「負け」だと思うからです。そうならないように、いつも経費削減のアイデアを貯め、機会を見て早めに実行するようにしています。
ただ、それは私一人で実現できることではないので、普段から経営系の御法話を中心に勉強し、経験を重ねて、周りの方に考えを伝えるよう心掛けています。また、「感謝」や「謙虚さ」を忘れずに信頼関係を築く努力も必要です。何事も準備が大切ですし、こうした地道な作業が、「守りの中の攻め」になると思います。
それでも、長い人生では会社の倒産や突然の病気など、自分ではどうにもならないことがあります。そんな時こそ、「神仏への祈り」が必要ではないでしょうか。私も昔、スランプに陥ってしまった時に、幸福の科学の祈願 と秘法を受けたことで、マイナスの思いが出なくなり、再出発できました。その経験から、信仰心は守りを固める上でも大切だと実感しています。
本内容は、月刊「幸福の科学」第400号より転載し、編集を加えたものです。
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「『鋼鉄の法』は逆境や挫折の中でも、強い自分をつくるための教えです。自分の人生や組織を守る局面で、自分を変える必要に迫られた時に読めば、勇気が出ると思います。」(福本さん)
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