手段としての学問―大川隆法総裁 心の指針211―

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大川隆法総裁 の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」 で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2022年7月号 でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」では、「学歴や資格を得るための手段」にとどまらない、勉強すること自体の愉しさや意義が語られました。勉学には、どのような意味があるのでしょう? 幸福の科学学園 関西校 の冨岡無空校長に、お話を伺いました

冨岡無空 (とみおか むくう)

幸福の科学学園 関西校 校長
1963年、京都府生まれ。洛南高等学校、東京大学経済学部卒業。大手エネルギー関連企業を経て、1990年、幸福の科学に奉職。2013年4月、幸福の科学学園 関西校開校以来、校長を務める。

「努力即幸福」の境地が大切

今月の指針を拝読して、大川隆法総裁が子供時代から努力を重ねて、徳島から東京へ、海外へと羽ばたかれ、世界に広がる幸福の科学を創立された原点には、やはり「学問の力」があったのだと感じました。

大川総裁は、ある御法話※のなかで、十代の頃から「多くの人々を救える存在になりたい」と願って努力を続けてきたことを語られています。そのための勉学の精進を愉しんでおられたということは、まさに「努力即幸福」の境地だと思います。

私が初めて大川総裁の書籍を手にしたのは、今から34年前、大学卒業を前にして目標を見失っていた頃でした。ある日、銭湯の帰りに本屋に立ち寄り、宗教書を手に取って読んでみた時、「ああ、求めていたのはこれだ!」と分かり、急に目の前が開けた体験をしたんです。それが大川総裁のご著書でした。それから次々と仏法真理の書籍を読み、人間が魂修行のために何度も転生輪廻をしていることや、霊的世界の実在を学んで、「これほど確かなものはない」と、真理に出合えた喜びが湧き上がってきました。

※ 英語御法話「El Cantare in Kawashima」(Q&A)(別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館限定開催)

宗教を学ぶことの意味とは

仏法真理を学ぶことは、人間にとって一番大切なことだと思います。日本は戦後、公教育から宗教を排除してしまいましたが、宗教にまったく触れずに、神仏もあの世も信じなければ、「悪いことをしても、人にばれなければいい」という考えになってしまいます。

幸福の科学学園では、宗教教育を通して「神仏の視点」を学びます。普通に生きていると「自分中心」に物事を見ますが、自分や世の中を「神仏の眼」で見る習慣を持つことは、長い人生の間で大きな価値として表れてくるのではないでしょうか。

誰でも受験のために勉強しなければいけない時期がありますが、「学ぶこと自体が愉しい」という気持ちを、生徒たちに体得してほしいと願っています。大きな夢や志を持つことが、「努力即幸福」を知る道につながると確信しています。


本内容は、月刊「幸福の科学」第425号 より転載し、編集を加えたものです。

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「学業の意味」がつかめる幸福の科学学園

「関西校では、勉強や部活や趣味など、何かに打ち込んでいる生徒が多いですね。皆がワイワイと活動している姿を見ていると、『本当にいい学校だなぁ』と思います。生徒たちは、学業は世の中にお返しできる自分になるための魂修行と捉え、各自の夢や使命を実現しようと頑張っています」(冨岡校長)

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