神さまを信じよう【光のことば】
この記事は「ヘルメス・エンゼルズ」No.292 より抜粋・引用しています。
地球は神さまによってつくられた
みなさんは、「神さま」について考えたことはあるでしょうか。
わたしたちが住んでいる星は、地球という星です。地球という星はどのようにしてできたのでしょう。この宇宙は、どのようにしてできたのでしょう。
やっぱり、つくった方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。
あの、お日さまにしてもそうです。朝、東からのぼり、夕方、西にしずんでいきますが、あのお日さまが、あたたかい光を投げかけてくれるからこそ、地上の植物たちは、ぐんぐんと成長していきます。そして、その植物を食べる動物たちがいるし、また、その動物や植物を食べる、人間のような生き物もいます。
また、温度が高すぎても、わたしたちは生きていくことができませんし、低すぎても生きていくことができません。ちょうどよい温度であってこそ、すべての生物が生きていけるようになっています。
「こんな見事な場所は、きっと神さまが用意されたにちがいない。」そう思うことが大事ではないでしょうか。
神さまの力は科学技術ができる前から働いている
昔の人たちは、本当に神さまを信じていました。
ところが、ここ数十年のうちに、人間たちは、自分がつくったり、考え出したりした技術や文化というものにむちゅうになって、「昔の人たちが神さまを信じていたのは、ばかなことなんだ。」というようなことを言い始めるようになりました。
しかし、現代でも、心ある人たちはいます。心ある人たちは、「科学技術ができたからといって、神さまはいないと言うなんて、そんなばかなことはゆるされないんだよ。」と言っています。
みなさんは、科学技術のおかげで、地球が丸いということはもう知っているでしょう。でも、人間が、地球は丸いということを発見する前に、もう地球は丸かったんです。科学技術が地球を丸くしたのではありません。
神さまの力は、そうした科学技術ができる前にも、働いていたのです。そして現に今も、また、これからの時代の中でも働いているのです。だから、いつの時代であっても、神さまを信じることは、大事なことなのです。
神さまを信じることで力がわいてくる
神さまを信じることは、「わたしたちを生かしてくれている大きな力がある。」と考えることなのです。ですから、わたしたちは、いい気になって思い上がることのないよう、気をつけなくてはなりません。そして、自分たちよりも、はるかにすぐれた、そういう力があることを信じなくてはなりません。
わたしたちは、このような大きな力、まだ知らない力を信じる勇気を持たなければいけません。そうであってこそ、人間は次々と不可能なこと、今までできなかったことに挑戦し、まだ分からないものを解き明かしていく力が出てくるのではないでしょうか。(おわり)