生まれてくる意味を知ろう【光のことば】

この記事は「ヘルメス・エンゼルズ」No.294 より抜粋・引用しています。

人間は天国から生まれてくる

今回は、「人間がなぜ生まれるのか」ということを話してみたいと思う。

人間というのは、もともと、「魂」という、目には見えない姿で、本来、天国という世界に生きている存在なんだ。
そういう天国に生きている人たちが、何十年か何百年かに一度、この世に生まれ変わって、人間として生きることになる。

例えば、「昔は、江戸時代に生まれて、頭にちょんまげを結っていたけど、現代に生まれたら、昔とちがう経験ができるんじゃないかなあ。」と思うと、地上に生まれ変わってみたくなるんだね。

人生は「野球のゲーム」みたいなもの

子どもとなる魂は、生まれる1年ぐらい前から、「なんとか、生まれることができますように。」と、ソワソワしてくる。そして、遠足にでも行くような気分で「今度はどんな人生になるのかなあ。」と、期待や希望でいっぱいなんだ。

それはちょうど野球のゲームみたいなものだと言えるだろう。
野球では、敵と味方に分かれて点を取り合うけれども、一方が完全に勝ったり完全に負けたりすることはあまりない。たいていは、7点取っても3点取られたりとか、あるいは5対5とか、1対2とか、そんなゲームになり、どうなるかは分からないんだ。

同じように、今回の人生が実際にどんな結果になるかは分からないけど、分からないからこそ、また楽しみなところもあるんだよ。

自分が生まれる環境はみんな知っている

みんなは、偶然に生まれたわけでも、親が勝手に生んだわけでもないんだ。

「いやな家に生まれた。」とか、「いやな時代に生まれた。」とか、「いやな国に生まれた。」とか、いろいろ言い方はあるかもしれない。
でも、「そんなことは、生まれる前から、みんな知っていた。」というのが本当なんだ。

もし悪い環境を選んでいる場合は、「自分の魂をみがきたい。悪い環境でも、自分はのびていくことができる。成長していくことができる。」と思って、生まれているということなんだ。
よい環境を選んで生まれた人は、よい環境でなければ、自信がなかったのかもしれないし、「職業などの人生の予定からいけば、こういう環境でなければ、難しい。」と思って、上手に生まれたのかもしれないんだ。

新しい経験を積むために生まれてきた!

人間があの世にいる時間は、この世にいる時間より、圧倒的に長い。あの世には何百年もずうっといて、この世では数十年しかいないんだ。この世の人生は、そういう短い時間であり、それはちょうど、野球のゲームをしに来るような感じだ。

「もう一度、新しい経験を積んでみたい。新しい時代に、新たな努力をして、できれば、今までとちょっとちがった、新しい個性を持ちたい。」と思って、みんな生まれてきているんだね。

もちろん、失敗もあるので、思うようにいかないことも、当然出てくるかもしれない。
でも、先ほども話したように人生の出発点(※1)として、そういうことは承知のうえで(※2)生まれてきているわけだから、もし、自分の人生が失敗のほうにかたむいていったとしても、それを人のせいや環境のせいにするのではなく、自分自身の問題として考えてみる必要があるんだよ。

※1出発点…物事を考えたり、行動したりする時の最初の地点。
※2承知の上で…ここでは、「『この世に生まれるのは、新しい経験を積むためだ』と知っている状態で」、という意味。

早く勉強ができるようになりたいからといって、あせってたくさんの量をやっても身に付かないことが多いよ。

少ない量を丁寧にやるのが基本なんだ。

予習では、次の日に習うことに目を通そう。

授業を受けたら、習ったことをその日のうちに点検しよう。

予習と復習に5分から10分くらい取り組むだけで、覚えられる量がかなり増えるよ。

自分が分からないところをそのままにしないで、気になって大人に聞いたり、調べたりする人は、勉強ができるようになるよ。分からないところは放っておかず、大切にしよう。

計算や漢字(かんじ)は、まちがえなくなるまで繰り返そう。

あとでもっとむずかしいことを習うときに、困らないようにするためだよ。

くり返すには根気がいるから、心もきたえられるよ。

基礎(きそ)を固めて勉強ができるようになった子に話を聞いてみたよ

同じ文章問題を何度も解いています

私は、算数の文章問題がスムーズに溶けるようになるために、一度やったことがある問題でも、何回も解いて練習しています。

最初は解けなかったものが解けるようになるのが、一番うれしいです!

でも、同じことばかりするのは、あきることもあります。

そいう時は教科を変えたり、体操をしたりすると気持ちがスッキリします。

(愛知県・小学6年生・女子)

自分よりも成績がいい人に聞くのがおススメ!

ボクは数学などで分からない問題があった時、放っておくと気になってしまうので、必ずだれかに聞いています。

成績がいい友だちに聞くと分かりやすく説明してくれるので、オススメです。

みんなの中には「人に聞くのは、はずかしい。」という人もいるかもしれないけど、友だちが一人でいる時にコッソリ聞くといいと思うよ。

(滋賀県・中学1年生・男子)

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