悪魔や悪霊の特徴、違い、対策とは【霊的世界のほんとうの話】

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悪霊、悪魔の正体

仏典や『聖書』にも「悪魔との戦い」が記されているように、悪霊や悪魔はフィクションではなく、現実に存在しています。

実は、悪霊も悪魔も、元はといえば人間であり、死後も成仏できず地上をさまよったり、地獄に堕ちてしまった霊のことです。

普通の人間でも、心が悪かったり、悪い行いをしたりすれば、悪霊になることがあります。犯罪行為をしない場合でも、悪い想念や暗い想念を持って生きれば悪霊になります。

心が悪く腹黒いことを考えていたり、いつもいさかいが絶えなかったり、人をだましたり、怒ってばかりいたり、人を傷つけたり、悪いことを平気でしたり、このように、主として破壊的な想念や感情で生き、周りに迷惑をかけて苦しめた人たちが、死後、天国に還れずに、地獄という所で苦しみつつ暴れている。

これが悪霊の正体なのです。

悪魔は、悪霊より影響力や指導力、悪知恵がある

悪霊と悪魔の違い

地獄に堕ちた霊のなかでも特に強い怨念を持った霊を「悪霊(あくれい・あくりょう)」、千年も二千年も地獄から出られず、積極的に人を不幸にしようとする霊を「悪魔(あくま)」と呼びます。

普通の人間であれば、死後いったん地獄に堕ちることがあっても、一定の年数があれば、反省したりして悟るところがあり、天上界に上がってこられ、次の機会にまた生まれ変われます。

しかし、地獄に行って、例えば、千年とか二千年とか、ずっと出られないままでいて、だんだん闇の世界のみで活動するようになると、結局、「自分は解放されず、自由にならない」ということで、自分を自由にすることよりも、仲間を引き入れることをし始めるのです。

悪魔になると、地獄に堕ちてからの期間がかなり長く、悪霊より影響力があったり、指導力があったり、悪知恵があったりします。

長く地獄にいて親分肌になってきた者が、だんだん、手下傾向のあるような人を呼んできて周りに集め、悪さをするときに手伝わせたりしているうちに、「大悪魔」「中悪魔」など、「魔王」といわれるもの、すなわち、悪魔のうちで、ちょっとしたボス的なものができてきます。

そして、その周りに「小悪魔」がたくさんいる感じになり、そのあとに新参者の悪霊等がいるような構図になってきます。

悪魔にも力の差がある

現代では、マスコミの人やジャーナリストのなかにも、大きな影響力を持っている人がいますが、彼らのなかで、世の中のためや正義の実現のためではなく、自分のため、欲望達成のためだけに仕事をしている人たちは、小悪魔になります。

手下が五、六人程度しかいない小さな魔王でしょうが、そのようになる人が多いのです。

小説家などでも、悪い小説を書いて大勢の人を洗脳している人、人を迷わす小説をたくさん書くような人は、有名な作家でも悪魔になる人はいます。

人間を駄目にし、堕落させていく方向に大きな影響力を発揮した人は、やはり、悪魔になる素質を持っています。

それから、官僚のなかで、権力欲のために生き、慈悲の心がなかった人も、悪魔になります。

宗教家も大勢の人に影響を与えるので、邪教の指導者は、悪魔になったりして、めったに成仏することはありません。

間違った教えを説くだけではなく、大勢の人を狂わせています。しかも、この世で狂わせるばかりでなく、あの世の地獄にまで引きずり込み、あの世でも信者と共に根城(ねじろ)をつくっています。

人間としてこの世で魂修行をしていく中で、本来、影響力のある立場で人を導いていくはずの人が、間違った思想や影響力を人々に与えることは、人々の人生修行を妨げるものであり、罪が深いのです。

悪霊・悪魔に影響を受けやすい心・場面

本来、地獄の苦しみの中で生前の思いや行いを振り返り、反省を促されるのですが、悪霊や悪魔は、反省するどころか、地獄の苦しみから少しでも逃れるために、地上に住処(すみか)を探そうとします。

地上で生きる人間が、「悩み」「不安」や、「憎悪(ぞうお)」「怒り」「嫉妬(しっと)」などの悪なる思い(悪想念・あくそうねん)を持っていると、悪霊はそれを嗅ぎ付け地獄から這い上がり、人に取り憑くことができます(波長同通の法則※)。

憑依(ひょうい)しているとき、悪霊や悪魔はその人間と同じ気分や経験を味わうことができるため、"住処"を増やそうとして地獄に通じる心の人を増やす活動を行っているのです。

※「波長同通の法則」:霊的世界は「似たような心の波長のものと通じる世界」であり、悪霊の憑依は基本、この法則に基づいている。そのため、憑依を解くには、この法則に基づき、心の波長を変えていくことが求められる。

悪霊・悪魔に狙われる心

悪霊・悪魔に狙われやすい心とは、「悪霊・悪魔に近い心」を持っている心です。また、支配しやすい「恐怖心」を持っている心なども含まれます。

例えば…

怒り、憎しみ、妬(ねた)み、嫉妬(しっと)、ひがみ、貪欲(とんよく)、執着(しゅうちゃく)、愚痴(ぐち)、不平不満、ごまかし、嘘つき、無責任、責任転嫁、被害妄想、怠惰(たいだ)、慢心、反省しない心、自己保身、自己卑下、自己中心、疑い、唯物思想、人の不幸を喜ぶ心、取り越し苦労、持ち越し苦労 など、簡単にいうと「愛を奪いたい」と思う心です。

悪霊に憑依されると、考え方はさらに悲観的、被害妄想的、または攻撃的になり、人のアドバイスが聞けなくなっていき、判断が狂ってきます。

悪霊に取り憑かれた人の特徴

悪霊に憑依されると、以下のような特徴が出てきます。あなたも、一度くらいは、身に覚えがあるのではないでしょうか?

□すべてが悲観的に見え、何もかも悪く見える。
□きつい言葉や悪い言葉ばかりを出す。
□悪魔の“角”や“牙”が似合いそうな怖い顔になっている。
□「死にたい」「殺してやる」という“声”が聞こえる。
□常に体が重く、首や肩が異常に凝る。
□言っていることがコロコロ変わる。
□神仏や信仰を否定することばかり口にする。

悪霊・悪魔の代表的な生息地

不調和を起こしている家庭

「夫婦で相手の欠点しか見えなくなってしまいケンカが絶えない」「子供が非行に走る」「嫁姑で争っている」などの問題がある場合、悪霊が家庭を崩壊させるために入り込んでいる可能性も。

倫理的に正しくない男女関係

恋愛も互いに相手を堕落させたり破滅させたりする方向に向かった場合、"地獄的な恋愛"になってしまいます。男女トラブルで事件や自殺に発展している場合は、たいてい小悪魔レベルの存在が影響を与えています。

“いじめ”が横行している学校

より攻撃的で強いものがリーダーになり、自分より弱いものを攻撃する“いじめ”は、地獄界のやり口に似ています。いじめグループのリーダーのような子供には、たとえ小学生でも悪魔が憑いていることも。

通り魔や大量殺人などの犯罪現場

あまりに悲惨な通り魔事件や大量殺人事件は、悪魔が影響を与えているケースが少なくありません。残虐な小説や映画などの作品ばかりを好んでいると、地獄と心が通じ、悪魔に入られてしまうことも。

続けて自殺者が出る場所

自殺した霊は成仏できず現場に留まり、悩みの渦中にあるような人が近くを通ったときに、取り憑いて自殺させてしまうことがあります。「自殺の名所」は、そうした霊がたくさん滞留しているので危険です。

間違った価値観を広げるマスコミ

悪魔は影響力の大きなところに入り込みます。マスコミもそのひとつ。ジャーナリストや言論人でも、世のためや正義のためではなく自分の欲望のためだけに仕事をしている人は、悪魔に入られやすいのです。

死後“悪魔になりやすい”人の特徴

生前、社会的地位や権力を持ちながら、心の中で「悪いこと」を考えていた人は悪魔になりやすく、“地獄の仲間”を増やそうと手下を使って地上にいる人に悪事をはたらきます。

悪魔の供給源は、やはり、指導的立場にある人たちです。

例えば、間違った政治家や独裁者などは非常に悪魔になりやすいのです。

ポル・ポトという、カンボジアの国民を二百万人も殺して骸骨にしてしまった人は、完全に悪魔でしょう。

ヒトラーやスターリンもそうですが、政治家の立場で人殺しを中心に行った人は悪魔になっています。残忍な行為、残虐な行為が心の底から好きだったり、自分の権力を実現して人を恐怖で支配することが目的で、大勢の人を殺したりした人は、悪魔になりやすいのです。

それから、政治系や軍事系ではなく、思想系であっても、多くの人を迷わせた人、人々を思想的に洗脳して狂わせた人は、悪魔になります。影響力の大きかった人たちのなかで、結果として大きな悪を遺した人たちは、悪魔になりやすいのです。

悪霊・悪魔を遠ざけるためにできること

1.よき生活習慣づくり

運動不足や栄養不足、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足などの不摂生が原因で悪霊に憑依されてしまうこともあります。肉体の鍛錬は、意志の力を鍛えることにもつながり、体力がないと物事の考え方も悲観的になってしまいます。生活習慣の改善や定期的な運動によって、肉体のコンディションを整えることも大切です。

2.仕事能力アップ

仕事上の問題や家庭内のトラブルなど、能力的な問題で解決できない悩みを持つと、迷いの中に悪霊が入り込むことがあります。自分の分限を超えていないか、あるいは問題を大きく捉えすぎていないかを振り返り、仕事能力を磨きながら、解決できない問題は細分化したり、周りに協力をお願いしたりするなど、冷静に悩みを整理していきましょう。

3.知的ブラッシュアップ

社会的な常識や知性が足りない場合、悪霊の惑わしに引っかかってしまうことも。インターネット上に溢れる雑情報から離れ、語学や興味のある学問、正しい霊的知識が学べる仏法真理の書籍などを読み、毎日30分でも知性を磨く時間を持つといいでしょう。頭を鍛え、努力の習慣を身につけることが悪霊から身を守ることにつながります。

4.反省と感謝

悪霊や悪魔を遠ざけるためにもっとも大切なのは心の修行。かつて犯した罪や抱いていた“悪い思い”も、深く「反省」をすることで、霊的に消すことができます。そしてもうひとつ大切なのは周囲の人への「感謝」の思いを持ち、実際に行動として表すことです。「反省」と「感謝」を深めることで取り憑いていた悪霊が剥がれ、温かい神仏の光が胸に差し込んでくる感覚を体験することができます。

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