あの世(天国・地獄)ってどんな世界?【霊的世界のほんとうの話】

(最終更新:

Q.あの世はどんな世界ですか?

A.住む人の「心」に合わせて、いろいろな世界があります。

あの世はこの世と同時に存在している

★あの世はどんな世界ですか?

あの世や霊界と言われる世界は、「雲の上」などにあるわけではありません。実は、私たちが生きている、この空間のなかに、霊界もまた存在しているのです。霊界について説明するとき、「何段階にも分かれていて、上下の差がある」と言われることもあれば、「高級霊界は、地上から何千メートルや何万メートルもの上空にある感じだ」と言われることもあります。しかし、それはあくまでも比喩で、「霊界は、遙かなる彼方にあるものではなく、私たちが住んでいる世界に同時にある」と考えていただきたいのです。それは、ちょうど、目に見えない電波が飛び交っていて、テレビの各チャンネルにいろいろな映像が映ることと、よく似ています。霊界も、言ってみれば、そういう電波の世界のようなものであり、波長、周波数が違うから、異なる世界をつくっているだけであって、実際は、まったく別な所にあるわけではないのです。

あの世は多次元の世界

霊界に関する、幸福の科学の考え方で大事なことは、「次元」という概念を明確に打ち出していることです。物理学の世界や数学の世界においては、「この地球を取り巻く環境のなかには、私たちが住んでいる、『縦・横・高さ』によって成り立っている三次元世界以外に、『縦・横・高さ』に『時間』を加えた、『縦・横・高さ・時間』の四本の座標軸から成る、四次元空間というものがある」ということが分かっています。また、これ以上の世界として、五次元、六次元、七次元、八次元、九次元という世界が存在することも分かっています。ただ、そういうものが科学的に理論としては分かっても、「それは、実際には、どのような世界なのか」ということが明確には分かっていないのです。

四次元から九次元の世界

次元構造

幸福の科学の大川総裁の霊界研究によって、この物理学の次元構造に該当する世界があることが明らかになってきました。
四次元といわれる世界は、人間が死後におもむく所、すなわち、「幽界」という世界であり、この幽界世界のなかには、その下部層に「地獄界」という世界があり、その上部層に「狭義の幽界」(精霊界)があります。
さらに、その上には、「善人界」とも言うべき世界があります。これが五次元世界です。ここは、心根の良い人、善人たちが住んでいる世界です。 この上の六次元には、「光明界」という世界があります。ここには、神に近い人たちが住んでいて、このなかの優れた人たちは、地上の人々から神として祀られることもあります。ここは各界の専門家が集っている世界です。また、諸天善神といわれる人たちが住んでいる世界でもあります。
この光明界の上の世界が、よく仏教的には「菩薩界」といわれている七次元の世界です。ここは、人助けを中心に生きている人たちの世界です。愛の行為の実践に生きている人たちと言ってもよいでしょう。自分のことについては、もう煩うことが少なく、「多くの人々を救う。多くの人々を導く」ということを中心に生きている人たち、このような愛の塊の人たちが、この七次元の菩薩界にいます。
八次元には、「如来界」という世界があります。ここは、言ってみれば、世界的な宗教の教祖や大思想家、大政治家など、その時代の中心人物となって歴史をつくってきたような人たちが住んでいる世界です。
そして、人霊が住んでいる最上段階として、九次元に「宇宙界」というものがあります。この世界には大如来とも言うべき人たちが住んでいます。これは救世主の世界ともいわれます。釈尊、イエス、モーセなどの世界です。すなわち、「根源的な思想を説き、何千年に一回、大きな文明を起こすために地上に出てくるような人たちの住んでいる世界である」と言えましょう。
こういう次元構造についての説明は、大川総裁の理論書である『太陽の法 』の第1章や『永遠の法 』(共に幸福の科学出版刊)に詳しく書かれています。ことに『永遠の法』では、各章に各次元世界を取り上げ、第1章「四次元の世界」、第2章「五次元の世界」というかたちで詳しく論述してあるので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

あの世のことがよくわかる!

関連動画 関連動画

PICK UP

『小説 揺らぎ』大川隆法書き下ろし小説
『小説 とっちめてやらなくちゃ-タイム・トラベラー「宇高美佐の手記」』大川隆法書き下ろし小説
『十年目の君・十年目の恋』(作詞・作曲:大川隆法)