あの世や霊が目に見えない理由【霊的世界のほんとうの話】

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Q. どうしてあの世や霊は目に見えないのですか?

A.「霊の世界が、確かな実感として完全に証明できる」というところまで行ってしまうと、生活ができなくなります。

この世の人と霊とが一緒に生活するのは難しい

死後の世界は、そう簡単に信じてもらえるものではありませんし、仕組みとして、完全には証明ができないように創られていることも事実です。もし、あの世の世界が目に見えたならば、誰もが「あの世の存在を信じる」と言うでしょうが、「あの世の世界が、この世の世界と共存していて、生きている人間と同じように、この世を霊がたくさん歩いている」というようなかたちで、この世の人と霊とが一緒に生活できるかというと、なかなかできないだろうと思います。例えば、「あの世の霊が話しかけてくる。何か疑問を持ったら、すぐ、あの世の霊から答えが返ってくる。あの世の霊が、『ああしろ、こうしろ』と言う」という世界だと、けっこう大変でしょう。

霊の世界がはっきりわかると、普通の生活ができなくなる

どうしてあの世~

そういう世界を見ながら普通に生きるには大変な力が要ります。そうとう研ぎ澄まされた理性・知性を持っていないと、通常は、おかしくなるのです。毎日毎日、霊体験が重なってくると、どうしても行動も考えもおかしくなってきます。これに耐えられる人は、やはり少ないのです。霊的な世界が開かれた場合、よいものに導かれればよいのですが、そうでないものも入ってきやすいわけです。悪霊などが、いろいろ取り憑いてきたりして、それを直接に感じるようになり、声が聞こえ始めると、事実上、人間としての生存が不可能になり、ほとんど人生は終わりになります。
例えば、みなさんの死んだ祖父や祖母、父や母が、みなさんの部屋で、いつも、みなさんを見ていたり、夜、寝ているときに来たりするような状態では、みなさんは生活できないでしょう。やはり、霊の声が聞こえず、霊の姿が見えないほうがよいのです。



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