好きな気持ちを伝えるべき?
バイト先で知り合った同い年の人に恋をしています。私は人見知りをするタイプで、自分の思いを伝えるのがとても苦手。思いを伝えるべきか、伝えないべきかとても迷っています。(大学2年・女子)
幸福の科学の職員が、人間関係の悩みや仕事・家庭での悩みなど、人生の途上で出会う具体的な問題にお答えします。幸福の科学では「人生は一冊の問題集」であると捉えて、幸福になるための心の法則を学んでいます。
爽やかな愛の実践をしてみよう!
相手に自分の思いを伝えるのは、とても勇気がいりますよね。頑張って相手に思いを伝えてはみたものの、お互い気まずい関係になってしまうのはさみしいものです。
もし、まだ相手の気持ちが分からず、思いを伝える上で不安になってしまうのであれば、まずは、あなたが彼を大切に思っていることを、身近な行動で少しずつ伝えてみてはいかがでしょうか。
例えば、自分から進んで挨拶をしてみたり、何かをしてもらったら、感謝を込めて素直に「ありがとう」と伝えてみたり。バイト中、彼の仕事が少しでも楽になるように、できる範囲で手伝ってあげるのもよいかもしれませんね。シンプルなことですが、あなたの気持ちを伝える上で、とても大切なことだと思います。
また、その際、「見返りを求めない」ということも大事なことだと思います。「私はこんなにしてあげたのに、相手は何もしてくれなかった」という思いを持ってしまうと、その親切が逆に相手にとって重荷になってしまいますし、自分を苦しめる原因にもなってしまいます。
見返りを求めず、「あの人のために」という純粋な思いや優しさがある人は、とっても魅力的ですよね?
また、そうした純粋な思いを発した瞬間、霊的にみると、その人の頭に後光(オーラ)がパッとさすと言われています。心から相手の人が喜ぶことをしたとき、身体があたたかくなることがありませんか? それが実は、光が出ていることの証拠なのです。ぜひ、まずは見返りを求めない爽やかな自分、「一緒にいて、明るい気持ちになれるな」と思ってもらえる、魅力的な自分を目指してみてはいかがでしょうか。
恋愛は自分自身を変えるチャンスでもある
恋愛中は、自分と向き合えるチャンスでもあります。私自身、恋愛を通して、「他人とつい比較してしまう自分」や「完璧でありたいと思ってしまう自分」を発見できました。そして、至らない自分から「相手に喜んでもらえる自分、一緒にいて『うれしい』と思ってもらえる自分になろう」と、自己変革に励み、与える愛について深く考えるようになったのです。
ぜひ、この機会に自分の傾向性や、自分の改善点と向き合い、キラッと光り輝く自分へと自己変革してみましょう!
お互いを高め合える存在か
そして、自分を磨いていくなかで、「この人とであれば、お互いを高め合うことができ、支え合える」と思えたなら、勇気を出して、あなたの思いを伝えてみてもいいかもしれませんね。精一杯努力して、自分や相手と向き合った経験は、必ずあなたの人生の糧になるはずです! 心から応援しています。
答えてくれたのは……
東京正心館 担当チーフ
北村 真里 講師
1986年生まれ。幸福の科学の準講師。国際局や人事局などを経て、現在の部署へ。
※役職等は2015年2月時点のものです
オススメ書籍
『青春の原点―されど、自助努力に生きよ―』(大川隆法 著)
「未来に投資する生き方に賭けたい!」という、志ある青年のための「現代の自助論」と言える書。
※本内容は、 月刊「ヤング・ブッダ」第134号 より転載し、編集を加えたものです。