大川宏洋氏動画「『幸福の科学』の職員が新居に突撃してきた」についての幸福の科学グループ見解
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10月16日、大川宏洋氏が『【恐怖映像】なぜバレた!?「幸福の科学」の職員が新居に突撃してきた 【宏洋の人生ゼンツッパ!!】 』と題する動画(以下、「本動画」とします)をYouTube上にアップしました。本動画には、多くの事実誤認と当グループに対する誤った意見が含まれているため、以下の通り、当グループの見解を示します。
職員指導は、休職中の職員に対する教団として当然の行為
宏洋氏は本動画の中で、教団職員が同氏の自宅を訪問したことを“嫌がらせ”であると批判しています。しかし、そもそも、同氏は、本年9月12日に教団人事局担当者及び当教団代理人弁護士と面談し、“退職”ではなく「休職」することを合意しており、現在、休職中の立場です。にもかかわらず、外部に対して、教団に対する誤った意見を発表し続けています。こうした問題に対処するため、当グループの人事担当者は電話やメールで連絡を取ろうと努めました。しかし同氏からの返事がないので、やむを得ず教団職員と弁護士が自宅を訪問し、アップ動画の問題点を伝えようとしたのです。これらのことは、教団として当然なすべき指導の一環です。
今回、宏洋氏は居留守を使って教団職員の訪問を避けたことを明かしました。同氏が面会を避けるのは、動画を通じて自分の都合のいいように虚偽・曲解を述べ、あたかも教団側に問題があるかのように思わせていることを暗に認めているに等しいと言えます。もし、自身にやましさがないのであれば、堂々と教団に対して正面から向き合って話し合うべきです。
教団の施設取得はすべて正当な手続きを経ている
また宏洋氏は、当グループが都内マンションを取得した際、「悪質な嫌がらせ」をして、住民を不当に追い出したかのように述べていますが、そのような事実はありません。同マンションは売却物件として売り出されていたものであり、当グループの総合本部機能の拡充のために正当な手続きを経て宗教施設として取得したものです。
当時住んでおられていた方々には、正当な手続きの上、双方合意の上、退去いただいています。
選民思想を持っているのは宏洋氏自身
今回、宏洋氏は、教団には“選民思想”があるとしています。しかし、「自分は選ばれた特別な存在だ」と思っているのは宏洋氏自身でしょう。教祖の長男として生まれ、芸能・映画事業を任されたことでオーナー気分に浸る一方で、肝心の信仰心は入会信者レベルの自覚もないところまで低落していたことが宏洋氏の問題点でした。教学不足とリーダーとしての資質のなさが露呈し、当グループに多大な損害を与えたことが原因でその任を解かれたのです。すべて、宏洋氏自身が持っている“選民意識”が災いしているのです。「特別の存在」という自意識過剰ゆえに、自身の未熟さ、努力不足を謙虚に反省することができず、教団職員としての職責を果たせなかったのです。
「サラリーマンへの救い」に満ちた教え
また宏洋氏は、本動画のなかで、当グループがサラリーマンを卑下していると述べていますが、そのような事実はありません。当グループには、「常勝思考」や「繁栄思考」など、ビジネス、経営系の教え、書籍、研修、祈願が数多くあります。競争社会であるビジネス界の現場で苦しむ人々を卑しく見下す考え方は、その中には微塵もありません。そもそもサラリーマンや経営者を蔑視するような発想があれば、数多くの仕事論・ビジネス論・経営論を説いた経典・研修・祈願があり得るはずもないのです。
また、「サラリーマン根性を捨てる」という言葉も、神仏に仕える聖職者としての無私無我なる心構えを教えるものであり、蔑視的な意味合いはまったくありません。
当グループは、「自由」「民主主義」「信仰」という価値観に根ざした世界の実現を目指しています。民主主義とは、誰もが平等に努力するチャンスを与えられ、その結果によって公平に評価される制度です。これは当グループにおける人材評価の基準でもあります。
宏洋氏は、「教団批判はしない」と言いつつ、事あるごとに当グループを貶める虚偽・曲解を発表してきました。そうすると視聴者数が稼げるからなのでしょうが、これは同氏自身が“教団離れ”できないでいることの証左でもあります。当グループは、今回の過ちについて宏洋氏に厳重に注意するとともに、引き続き厳しく指導を行ってまいります。
幸福の科学グループ広報局